2005/08/23 韓サクライ 一部フィールドが実装 2005/12/20 韓サクライ フィールドマップのみアップデート 2006/01/17 韓本サーバー 実装
忘れられた者たちの都市フィゲル!
シュバルツバルドの辺境にフィゲルという村がある。
フィゲルは、住人でないと村に入る道すら分からないほどに人里を離れ、寂しい場所にあるやや小さい村だった。
ある日、突如シュバルツバルドの企業レッケンベルが、
商業性のかけらも無さそうなその場所に飛行船の停留所を設置すると発表する。
フィゲル村の付近にあるオーディン神殿の発掘が始まった後、
巡礼者が道に迷う事件が続出すると、レッケンベルは飛行船の路線追加を敢行した。
巡礼者の中には特にシュバルツバルドの隣国であるルーンミッドガッツの信者が多かったが、
これはルーンミッドガッツの信仰で見た時、オーディン神殿は聖地と同じと言える場所だからだった。
こういったことを踏まえ、レッケンベルの飛行船路線の拡張が
観光事業の一部というのは、誰が見ても明白なことだった。
外部とほとんど断絶されるように暮らしてきたフィゲルの住民たちは、
シュバルツバルドの他の都市とは違いレッケンベルの影響をほとんど受けていなかった。
それほど閉鎖的な環境にも関わらず、彼らは明るかったし、遠い所から来た者たちを喜んで迎えた。
ある人はここではない他の場所へ行こうとしていて、道に迷ってこの村へ入って来たが、
自分の目的地よりも、もっと平和なこの村を発つことができずに、ここでずっと暮らしたと言う。
特に、これ以上行く場所がない人々の場合はもっとそうだった。
その度に村の住民たちはフィゲルが人を呼んだのだと思って、
定着しようとする者たちに直接煙瓦の作り方を教え、一緒に家を建ててくれた。
フィゲルの人々は、そうしてずっと暮らして来た。
そんなフィゲルに今、権力の欲望が迫っている。
オーディン神殿の遺跡とギガンテス、そしてユミルの心臓を狙う者たちが現われた。
村に飛行船が通い始め、彼らの閉鎖的な生活に終わりが来た。
様々な事情で逃げてきた人々は、自分がここにいるということを
知られたくなかったので、自分の過去に対して知らんぷりをした。
そして彼らは、皆で集り踊って遊ぶパーティーを、以前から暮らしていた村の人々と一緒によく開いた。
余計なことを言わないように…
クエスト情報?
シュバルツバルド共和国の新しいマップ配置です。